金
08
5月
2009
remember the milk の読書術
King Cloud originally uploaded by akakumo
読書術と言えるほどスマートではありませんが……
書く自分と、それを読む自分は違うのだ。
茂木健一郎はこう言いましたが、読書を出発点に考えると「読む自分と、書く自分は違うのだ」と言うこともできます。
僕は専門書や新書などを中心に、読書量としては比較的読む方(twitterを始めてから読書量が減ってしまっていますけど……)だと思うのですが、読書をインプットした後に、どうやって理解・咀嚼しアウトプットすればいいのか。その手段と過程をなかなか体系化できずにいます。
そこで、まずは読んで気になった箇所をクラウドに書き出してみよう!と選んだのが remember the milk.(以下 RTM)
以前からタスク管理ツールとして利用していたものの、イマイチ活用しているとは言えない状況だった RTM ですが、iPod touch の購入をキッカケにその真価に気付かされました。
いつでも入力できて、いつでも呼び出せる。クラウドサービス x iPhone/iPod touch x アプリ の組み合わせはかなり最強。
書き出す器を RTM に決めたところで、あとはどうやって読書した内容を管理していくかですが、ポイントは以下。
1.読んで気になった箇所には、その場で線を引いてしまう
2.あとで線を引いた箇所がすぐ分かる様に、ページの端を折る
3.何か思いつくことがあれば、本に直接メモを書き込んでしまう
4.読み終えたら、線を引いた箇所・メモに改めてざっと目を通す
5.その時は気になったものの、記録に残す価値はないなと感じたものを選別する
ここまでが読書ですね。こんな読み方(書き方?)をしているので、人に本を借りられませんし、あまり貸しません。借りた時は、新品にして返します。
そして、ここから RTMへと放り込む作業です。
6.線を引いた箇所をタスクとして入力する
7.書名、著者名、そして自分なりのタグ付けをする。
8. 本に残しておいたメモは RTM の"ノート"に入力
9.ここまでやったら一度、本のことはすっかり忘れてしまってOK
10.しばらく寝かせる。(これが大事)
11.入力した内容を空き時間に眺めてみる。特にタグ別に見ることで、新しい着想を得ることがある。
12.新たな気付きがあったら、それも"ノート"に入力。
ここまでやると、興味関心が高い分野であれば、既にブログエントリーが書けるくらいのボリュームが出てくるんじゃないかと思います。
このエントリー自体、ここで書いた方法に沿って書いているのですが、理解力・文章力が上がれば、もう少し体系だったブログエントリーにすることはできると思いますし、上に書いた作業自体必要ない人も多いと思います。(僕のスキル不足ですね……)
また、マインドマップで本を理解するという手法もありますが、RTM の読書術の特色は、複数の本がタグで有機的に結びついていく点です。
僕の場合、だいたい関連する分野の本を続けて読むことが多いのですが、気になった文節をタグ付けして集約していくと、本質的には全て同じことを違う著者が言っていることに気付けたりします。
と、かなり我流でスローペースな読書法になっていますが、うまくハマる人もいると思うので、特に RTM を利用している iPhone/iPod touch ユーザーの方は、是非試してみてください。
RTM の iPhone/iPod touch アプリには無料お試し期間があって、ウェブ上でのプロアカウントへの登録(25ドル/年)をすることで継続して利用することが可能です。
RTM はここで紹介した読書管理だけでなく、タスク管理としてもなかなか秀逸なサービスなので、しっかり使い込めば、確実に価格以上の価値を返してくれるサービスだと思いますよ。ウェブ版ではイマイチしっくりこなかった人も、アプリでぐぐっとくるかもしれません。RTM 全般の活用法のエントリーも、また機会があれば書こうかなと思ってます。
ちなみに速読やフォトリーディングには今のところ取り組めていませんが、周りに身につけている人がいるので少し気になっています。
最後にRTMのiPhoneアプリのキャプチャをいくつか載せておきますので、ご参考まで!

