土
04
4月
2009
Apple 仕様決定の原則
Bite That Apple Steve Jobs Desktop 2, originally uploaded by Sigalakos.
「使いこなせない多機能よりも、使い倒せる厳選機能」。それが、アップル社における仕様決定の大原則なのである。
iPhoneをつくった会社 ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化 (アスキー新書 (073)) (アスキー新書)
ビジネスでもこういったシーンにはよく直面する。
例えば、ペルソナを作ってみたはいいものの、プライマリペルソナ、セカンダリペルソナの区別が明確でなく、それ故に実装すべき機能が何であるかを見失いがちになる。
そんな時はこの言葉を思い出せばいい。(聞くところによると、ideoの著作でも同じようなことが言われているらしい)
アップルの場合はジョブズというカリスマというべきか天才というべきか・・・とにかく偉大な愛すべき変人である彼が強い求心力となって、使い倒せる厳選機能を選び抜いてきた。(というよりも多くの機能を切り捨てて来た、と言った方が正確かもしれない)おそらくペルソナ手法も本格的には利用していないのではないかと思う。
典型的な例としては、iPhone 3.0まで搭載が見送られたコピーペースト機能。
7月の新型iPhoneと合わせて登場となるiPhone OS 3.0でようやく対応がアナウンスがされβ版が公開されたものの、初代iPhoneリリース時の彼らにとってその機能は「使いこなせない多機能」のうちの1つに過ぎなかったのだろう。
それがどこまで完成度の高いユーザーインターフェイスで僕らの前に登場するのか楽しみにしている。既にデベロッパー向けにβ版の配布がされており、ちらほら評判も聞こえてきているけど、正式リリースまでの間に是非とも「使い倒せる厳選機能」に仕上げて来て欲しいな。
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